定番のハンドバッグ スピーディ

皆さんはルイヴィトンのスピーディというバッグをご存じだろうか。

 

名前は知らなかったとしても、持っている人が非常に多いので、見た事がある人も多いと思います。

その歴史は1930年まで遡ります。

もとは旅行用のボストンバッグであった、キーポルのダウンサイズモデルとして登場しました。

 

用途はキーポルと同じく、旅行用バッグとして当初は展開されていました。

ルイヴィトンが好きで普段から愛用していた、女優のオードリー・ヘップバーンより更に小さいサイズのスピーディの製作依頼があり、現在のスピーディ25cmサイズが誕生したという逸話があります。

 

オードリー・ヘップバーン以外にも、多くのセレブに愛され続けたスピーディ。

その人気の高さから、『モノグラム』『ダミエ』『エピ』シリーズは勿論、数々のコレクションラインでも展開されています。

 

中でも、モノグラムに薔薇の花のプリントをした『モノグラム・ローズ』

モノグラムキャンバスに落書き調のペインとを施した『モノグラム・グラフィティ』

モノグラム素材にパンチングで穴を空けた『モノグラム・ペルフォ』

モノグラムと迷彩柄を融合させた画期的なデザイン『モノグラモフラージュ』

等のシリーズは、特に人気の高い傾向にあります。

 

数々の限定品が発表されているスピーディですが、その人気の高さも折り紙付きで、人気のバッグ、ネヴァーフルに負けるとも劣らず、使用している人が多いバッグとなっています。

 

コレクションラインのスピーディの中古品の売買に関しては、非常に回転率も良く、どのブランド買取ショップも高い買取率の設定をしており、売却をするなら狙い目のアイテムとなっています。

 

一つ注意点があるとすれば、非常に歴史の長いバッグですので、『持っている人が多すぎる』という点でしょうか。

 

どういう事かと申しますと『持っている人が多い=売りに出す人も多い』と、いう事になります。

 

限定のラインであれば、そこまで流通はしていないと思いますが、『モノグラム』に関しては、上述しましたが、1930年以降、途切れることなく展開されて来ました。

 

それだけの期間販売され続け、現行でも販売されています。

 

と、いう事はそれだけ『中古市場に在庫が溢れている』事になります。

 

在庫過多になると、どの様な市場においても相場が下がります。

回転率を上げる為にどこかが販売価格を下げ初めると、それに伴い他の競合店もいち早く売り抜きたいが為に販売価格を下げて行きます。

その結果、言うまでも無く市場価値が低下し、値崩れを起こしてしまいます。

限定品や年数の新しい物に関しては値崩れはしませんが、日本でルイヴィトンが大流行した1980年代~1990年代に製造されたスタンダードなスピーディに関しては、かなりの値崩れを起こしています。

 

ですが、最近では『モノグラム・アンプラント』ラインにもスピーディの展開がなされ、ハイラインのアイコンにもなりつつあります。

この様に、一段上のクラスでのスピーディも展開されていますので、元々高い人気だったスピーディが更に多様なバリエーションを見せています。

中古業界の買取設定も各ラインによって違っており、バンドリエールの様なストラップ付きの人気のモデルや限定ライン等は高水準に設定されている反面、製造年数の経過した物は流通量が多い事もあり控えめに設定されている場合もありますので、手放すタイミングも興梠する必要があります。