ルイヴィトン製品の劣化が起きた場合の買取

ルイヴィトンの古い製品をお持ちの方は、経験があるかと思います。

 

何年も仕舞ったままで放置しておいた物を引っ張り出して来た時に、バッグや財布の内側のポケットや内側部分そのものがベタベタと、糊状に変化している現象が起きている事が多く見られます。

 

他には、表面にカビが生えたり、金具のメッキ部分が黒ずんだり、糊状にはなってないが内側がボロボロ剥がれていたり・・・

 

こういった状態は90年代前後に流行したブランドバッグには、往々にして起きている物です。

 

日本人は物を大事にし、キチンと整理して仕舞い込む習慣がありますが、逆にその所為でもあるのです。

 

原因としては、

・フランス等のヨーロッパ諸国と日本での気候、寒暖や湿気の違い。

日本の夏は高温多湿になり、逆に冬は低温で乾燥してしまいます。

 

特に良くないのは高温多湿の方で、『加水分解』という現象が起き、保管状況が悪いと約3年程度で加水分解は発生します。

 

押し入れの中、しかもルイヴィトンであれば購入時、箱に入っていたかと思いますが、その箱にしまっている方が通気性も悪くなり、劣化が起きやすいのです。

 

押し入れの様な場所で保管されたバッグが何年も経過した時に、どうなるかと言うと、実は夏の度に何度も蒸されているのです。

 

我々ですら寝苦しい真夏日、冷房をかけても冷えるのはあくまで寝室などの生活空間だけで、クローゼットや押し入れには冷房は行き届かないので、高湿気の蒸し風呂状態が出来上がっている訳です。

そんな中、ブランドのバッグを仕舞っていると、蒸し器に入れられているのと同じ状態になります。

ルイヴィトン製品は当時コーティングキャンバスのバッグが多かったですが、ヌメ革は勿論の事、エピレザーの製品は型押しの牛革ですから、蒸されている時も天然皮革は呼吸しています。

高湿気の空気がレザーの内部にも浸透してしまっている訳で、その結果、ベタベタの劣化だけで無く、表面にカビが生えるのです。

湿度の高いお風呂場にカビが発生する事と同じです。

後、更に良くない事は虫除けの為に入れていた防虫剤。

防虫剤は揮発し、成分が押し入れ全体に周り、虫を寄せ付けなくする薬品なのですが、その揮発した成分が化学反応を起こし、バッグに劣化を起こすとも言われています。

劣化が起きてしまった物は修理するしか方法はありませんが、比較的新しいバッグでも起こりえますので、そうならない為の対処方法も記載しておきます。

勿論湿気の敵は乾燥ですので、風通しを良くさせる事が一番重要となってきます。

内側に劣化が起きるのは、一切空気が循環しなかった為湿気が抜けなかったことによるものです。

古い新しいは別として、ブランドバッグに限らず、使わなくなったバッグやお財布は定期的に陰干しを行って下さい。

金具の錆も湿気原因ですので、外気に触れさせる事が重要です。

只、ベタベタの劣化が出てしまったからといって、ルイヴィトン製品であればそのまま買取って貰えるケースが多いです。

勿論劣化のない状態に比べ、かなり安い金額にはなりますが、それでもゼロではありません。

買取業者も修理には売主と同じ修理費が掛かりますので、必要経費を差し引いた金額での買取となる訳です。

 

逆にルイヴィトンでは無いブランドであればどうでしょうか。

ルイヴィトンの次に良く劣化の見られるブランドといえばグッチです。

グッチの製品も内張りがレザーですので、良く劣化してしまいます。

ルイヴィトンとグッチの買取金額を比べると、ルイヴィトン製品の方が同じだけ年数の経過した物でも高値が望めます。

劣化したグッチだと買取を断られるケースもあります。

 

こちらをお読みの方は恐らくルイヴィトン製品をお持ちでしょう。

ルイヴィトン製品であれば、劣化した旨を伝える事で、買取もスムーズに行きます。

劣化したからと諦めずに一度買取店にお持ちになってみて下さい。